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接着剤とは
接着剤の歴史
現在では接着剤という言葉は一般的ですが、古くは糊(のり)とかグルー(glue)と呼ばれていました。
接着剤の歴史は古く、紀元前にさかのぼります。
石器時代の古代人は黒曜石などで矢じりや槍先をつくりましたが、矢じりを木や竹の柄に固定するのにアスファルトを熱で溶融して使用したと考えられています。
また、米飯を練った糊は続飯(そくい)と言われ、昔から建具や家具の接着剤でした。
このように接着剤のルーツをたどると古代にさかのぼってしまいますが、本格的に接着剤として利用されたのは明治後半(1900年頃)からです。
そんな古くからある接着剤ですが、当社は1953年に建築用接着剤メーカーとして生まれました。
どんなところで使われているの?
日本中のありとあらゆる建物に使われています!
一戸建て住宅やアパート・マンション、店舗、オフィス、学校や病院などの公共施設、高層ビル、ショッピングセンター、空港などの超大型施設まで、さまざまな建築物で当社の接着剤が使用されています。建築用接着剤は建築材料の内部で使用されるため皆さんの目に触れることはあまりありませんが、建築物になくてはならない大事な材料のひとつです。
こんなところで活躍しています
震災後に高まった弾性接着剤への評価
1985年から弾力性接着剤の開発に取り組み、1989年には初の製品MK-475を市場に投入しました。
発売当初は高価格であったことから販売に苦戦しましたが、市場の声を取り入れた製品開発と価格改善により、2005年以降、着実に成長しました。さらに2006年にはJIS認証を取得し、2011年の東日本大震災後には、弾力性接着剤の安全性が実証され、製品の普及が一気に加速しました。
現在では弾力性接着剤は当社の主力製品に成長しました。
当社の強み
お客様の要望に対する迅速な行動力
お客様の要望に対して他社が避けるような採算面での問題も含め、スピード感をもって対応します。
お客様からの要望や苦情に対して、営業部門は迅速に現場に出向き、経営面での判断も素早く行います。
これが大手企業との差別化を図り、強みとなっています。
職種を越え前向きな提案を受け入れ挑戦できる企業風土
職人さんからの困りごとを聞き、それを元に新しい試作品や製品を生み出す。
これが当社の原点です。
解決するため、各部門から率直な意見を出し合い、製品化に結び付けますが、その過程において、いろいろな事に挑戦する事ができます。
同世代同士の強いつながりと意欲的な動き
同世代同士のつながりが強く、例えば若手営業職が自発的に「新しい販売手法や商品についての勉強会」を開いているなど、そうした意欲的な動きは今も昔も変わりありません。
部署紹介
営業部
施工する材料や使用環境に合わせた最適な接着剤をお客さまにご提案します。
また、施工現場を訪問し、職人さんからニーズを聞いて開発部門に伝えるのも重要な役目です。
技術開発センター
営業部の情報に基づき必要な性能を満たす製品を開発・改良します。
ときには直接、施工現場を訪問し職人さんに使い勝手を確認することもあります。
工場
接着剤の製造・出荷をおこないます。
製品の安定供給はもちろん、工程管理と検査を徹底し、高品質の製品をお客さまにお届けしています。
品質保証部
開発段階から製品の最終確認まで、さまざまな場面で部門を横断して品質をチェックします。
当社はISO9001、ISO14001 の認証を取得しており、製品品質の継続的向上に取り組んでいます。
働く環境
月平均所定外労働時間
約10時間
平均有給休暇取得率
約80%
くるみん認定取得
くるみん認定は「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けた証です。
次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画目標を達成し、一定の基準を満たした企業が「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定を受けることができます。この認定を受けた企業の証が「くるみんマーク」です。
当社は残業時間、有給休暇、福利厚生などの目標を達成し認定されました。
くるみん認定を励みに、今後も職場環境や各種制度の整備を積極的に進めて参ります。